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デルタ航空、成田―シアトル線でエアバス社の次世代航空機A330-900neo型機の運航を開始

2019/10/28 ニュース・航空会社

デルタ航空は、成田-シアトル線にてエアバス社製の次世代航空機A330-900neo型機の運航を開始。米国航空会社で最初にA330-900neo型機を導入し、7月からシアトルー上海線、9月からシアトルー仁川線で運航している。

A330-900neo型機は、次の4つの座席クラスを搭載している。

■デルタ・ワン スイート(29席)
受賞歴のあるデルタ・ワン スイートは、高さのあるスライド式ドアを各シートに設置することにより、搭乗者のプライバシーと快適性を高め、パーソナルなサービスを提供。各スイートには、通路から直接アクセスができるフルフラットベッドシートと、私物が入れられる収納スペースと大画面の個人用モニター、形状記憶機能付きのクッションがシートに内蔵されている。搭乗者からのフィードバックをもとに、A330-900neoのデルタ・ワンスイートでは、ワークスペースと収納スペースを広くした。

■デルタ・プレミアムセレクト(28席)
快適さを重視して設計されたデルタ・プレミアムセレクトは、シートピッチ最大約96.5センチ、座席幅48.3センチ、リクライニング最大17.8センチとゆとりのある設計で、可動式のレッグレストとヘッドレスト、ペットボトルの収納スペースなど、よりパーソナルなスペースを提供。ゆとりあるスペースと、デルタ・プレミアムセレクト専用のサービスやアメニティキットにより、到着までしっかりと休める。

■デルタ・コンフォートプラス(56席)
メインキャビンの前方に設置されたデルタ・コンフォートプラスは、シートピッチ最大約86.3センチ、リクライニング最大12.7センチの設計で、専用の頭上荷物棚を備えている。

■メインキャビン(168席)
メインキャビンは、シートピッチ最大約83.8センチ、リクライニング最大10.1センチで、形状記憶機能付きクッションを内蔵したシートなど、細かい配慮が施されている。

A330-900neo型機は、デルタ航空の子会社であるデルタ・フライト・プロダクツ (Delta Flight Products) が開発した、新しいワイヤレス機内エンターテイメントシステムを搭載した最初のワイドボディ機材となる。高速2Kuインターネット接続を装備し、iMessage、WhatsApp、Facebookメッセンジャーのテキストメッセージを無料で送受信することができる。

全ての座席には、形状記憶機能つきクッションが内蔵され、ユニバーサル電源とUSBポート、飛行中の状態に合わせて照明が変わるLEDアンビエント照明、アクセスしやすく広々とした頭上の荷物棚、業界随一のコンテンツを誇る機内エンターテインメント「デルタ・スタジオ」を無料で楽しめる高解像度スクリーンを設置している。

また、A330-900neo型機は最新のロールスロイス社製エンジン「トレント7000」を搭載し、前世代の航空機に比べて25%以上燃料消費率を改善した。

●詳細は公式サイトへ。

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